- 著者:ヴィクトール・E・フランクル
- 翻訳:池田 香代子
- 出版社 : みすず書房
- 発売日 : 2002年11月6日
- 単行本 : 184ページ
第二次世界大戦でアウシュビッツに収容された精神科医が、極限状態における人間の心を深く眼差した名著です。過酷な状況下でも尊厳を失わない人が存在したことに触れ、「あたえられた環境でいかにふるまうかという人間としての最後の自由だけは奪えない」といった珠玉の名言を残しています。例えば虐待や災害、事故、病など、過酷な環境にある子ども達の心を、希望を見失わずに理解し、支援する道筋を示してくれる著書です。