第I部では、<こころ>をどうとらえるかという事から始まり、第II部では、発達障害を持つ子どもたち、第Ⅲ部では育てる側の問題について、第Ⅳ部では、児童期〜思春期をめぐる問題としていじめや不登校を含めて書かれています。なかでも発達の分布図は、定型発達と発達障害の連続性についてわかりやすく、その子を全体として捉えることの重要性や、具体的な支援や関わり方についても学べ、繰り返し読みたくなる1冊です。