大阪医大心身症グループの本棚にひっそりと置かれていた一冊。神経性やせ症の少女の回復への物語です。フィクション作品ですが、少女の発症から回復に至るまでの悩みや、治療者に対して抱く様々な感情がリアルに表現されています。教科書では学べない神経性やせ症の患者さんの心のうちを、この本を通して知ることができました。